FUJIKI RENOVATION

Architecture, PJ

まちの新しい情報発信の拠点となる“場所”をつくる

 
まちの中心部で長年空き店舗になっていた陶器問屋「藤喜陶苑」を改修し、ギャラリーおよび地域のまちづくりの拠点として再生するプロジェクト。滋賀県立大学川井操研究室と協働し、2015年 7月から9月にかけて、 実測、図面作成、デザインなどの作業を行い、地元の工務店とのハーフビルドで改修した。

信楽には「滋賀県立陶芸の森」という陶芸専門の芸術施設や「社会福祉法人しがらき会信楽青年寮」という障がい者福祉施設がある。陶芸の森では、海外からアーティ ストを受け入れるアーティスト・イン・レジデンス事業を行っていたり、信楽青年寮では、知的障がい者がアウトサイダー・アートを制作するなど、このまちには多様な魅力がある。そうした陶器産業だけでない地域の魅力ある資源を生かしたり、これからのまちを考えていける場所をつくるために仕掛けたのがこの改修プロジェクトである。まちなかに拠点をもちたいという思いがあった陶芸の森の創立25周年事業の一環として「土と手プロジェクト」を行い、同時にこの「FUJIKI」をリノベーションした。